第1回ニコニコ学会βでダダすべり発表してきました

第1回ニコニコ学会βという学会で発表させていただきました。運営の皆様がた、発表の機会を設けてくださり誠にありがとうございます。職場の皆様がた、忙しいさなか有給使ってごめんなさい。

ニコニコ動画そのもののデータ研究をやっている人が少ないこと、またデータ研究は3分間での解説が難しいこと、この2点に悩んだ結果、「ともかくウケ狙い」といういつもの路線に落ち着いた次第です。当初の予定には入っていた、マック赤坂ばりに「みなさ〜ん…“ニコニコっ"…してますかぁ〜」というネタは、やらなくてよかったと今となっては心底思っています。

学会で紹介した、ニコニコ動画タグの関係性を表した生データ(重みなしグラフ、lgl形式)と、それをデンドログラム・Voronoi Treemapで図示したpdfをダウンロードできるようにしました。

発表当日いい忘れたことがあります。やはり、ニコニコ動画は「音楽サイト」だな、ということです。

  • 商用音楽
  • 同人音楽、ボーカロイド(打ち込み文化)
  • 歌ってみた、踊ってみた(音楽はあくまでネタのひとつ、みんなが知っている曲が対象)
が大きな3ジャンルを占めています。ドワンゴはもともと着メロサイトをやっていたこともあり、やはり音楽コンテンツが強い会社、ということなのでしょうか。

また、東方・アイマス・Vocaloidのいわゆる御三家は、「部品化」されているという印象を持っています。これらは、ニコニコ動画でコンテンツを作る際の欠かせないミドルウェアです。ゲーム・音楽・キャラクターの3大要素を兼ね備えた、新しい御三家の登場を期待します。