ソーシャルセキュリティーカードと運転免許をまだ持ってないアメリカ移住者が知っとくといいI-94電子化の話

2013年5月からI-94というフォームが電子化されました。以前はパスポートにホッチキスで留められてたアレ。電子化されたことによって、いくつかのアメリカ移住情報サイトの情報が陳腐化していました。というわけで、2013年11月現在でI-94電子化によって変わっていたことをメモしておきます。

ソーシャルセキュリティーカード申請までの時間が短くなっています

以前は、I-94の情報は、空港のイミグレーションから書類を送付するという運用でした。よって、ソーシャルセキュリティーオフィス側で書類を受け取って情報が反映されるまで、10日ほどかかっていました。よって、アメリカ生活で必須のソーシャルセキュリティーカード・ナンバーの取得のために待機時間が必要でした。

I-94の電子化によって、ソーシャルセキュリティカードの発行までに待たなければならない時間が減っています。具体的には、I-94 Admission Number Retrievalのサイトで自らの情報が検索できれば、ソーシャルセキュリティーカードの申請ができます。

10日程度待ちましょう、という情報は古いです。上記サイトで情報が検索できたら、さっさとソーシャルセキュリティーカード申請しちゃいましょう。申請のときには、上記のサイトの検索結果ページを印刷して持っていくとスムースに申請できます。

サンフランシスコ限定の話ですが、オフィス最寄りのソーシャルセキュリティーオフィス(SOMA)に行ったら、空港の搭乗口なみの入場検査を受けた。同僚に聞くと、サンフランシスコでは、だいたいチャイナタウンかMission地区のソーシャルセキュリティーオフィスに行く人が多いとのこと。チャイナタウンのオフィスは入場検査がゆるいとか。

DMVに免許の申請をするとき、I-94の検索結果を印刷していく

以前は、ソーシャルセキュリティー番号とパスポートがあれば運転免許発行申請ができました。

2014年現在は、I-94の情報を印刷したものが必要です。電子化前であればパスポートにI-94の用紙が綴じられていたので、パスポートを持っていけばI-94の情報も確認できましたが、今は綴じられていないので、自分でもっていく必要があるということです。

日本の運転免許証を持っている人は一緒に持っていって、申し込みフォーム提出時に一緒に提出することをお忘れ無く。1人で練習できるライセンスもらえます。車まわりはまた別のエントリを書く予定。 この制度は2015年に廃止されました。

SSN、パスポート、I-94サイトの印刷。コレ。

パスポートにI-94が綴じられてないよ、ヤバいよ!と電子化前に入国した人に言われてあわてない

俺はあわてた。親切に指摘いただいたおかげでこのエントリがあります。