超中毒パズルゲー「宮本算数教室の教材 賢くなるパズルDS版」再販

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宮本算数教室?

宮本算数教室をご存じですか。独自のパズルを用いた授業を行っている算数教室です。

その独自のパズルをゲーム仕立てにしたのが、今回取り上げる「宮本算数教室の教材 賢くなるパズルDS版」というわけ。

宮本算数教室を営んでいる宮本哲也先生、情熱大陸に取り上げられたことがあります。この回の情熱大陸もかなり面白いので、どうにかして観てください。

情熱大陸 宮本哲也(引用)

どんなパズルなの?

Amazonのレビューを見てもらえば分かるんですが、このゲーム、超ハマる。

基本ルールは数独です。n x nの盤面に、1からnまでの数値を配置していきます。縦11列と横1行には同じ数値を配置することができません。

数独の場合には、3 x 3の部分領域においても、1からnまでの数値を1個ずつ配置しなければいけません。このパズルの場合には、この条件が違います。

任意の部分領域が囲ってあり、そこに数値が書いてあります。部分領域内にある数値の和が、領域に書いてある数値となるように配置しなければなりません。

さらに難易度が上がってくると、和・差・積・商なども出てきて、さらにどの演算であるかも伏せられるようになってきます。が、基本ルールは「ある部分領域内の数値を使って計算した結果がある数値となるように数値を配置すること」。

これだけのパズルなんですが、面白いんですよね。

学研のサイトで、FLASH版のお試しができます。が、このゲームの面白さは9 x 9バージョンで悩みまくるところにあり。

教育ゲーの地味な面白さ

情熱大陸の宮本先生回を見た方なら分かると思うのですが、宮本先生結構キャラ立ってるんです。

生徒がパズルを解いて先生に答え合わせを求めます。答えが合っていないと、「ボツ」の一言のみ。Dr.マシリトか。どこが間違っているなどは一切教えてくれません。

そんな宮本先生の趣味のひとつは「スキューバダイビング」。それをフィーチャーした画像などがゲーム中に出てくるのですが、正直誰得です。誰得なんですが、結構誠実に作られているんですよね。

タッチペンによる操作性も悪くなく、開発会社の堅実な仕事っぷりがうかがえます。教育ゲーだと、どうやったらこんなに悪い操作性に出来るんだ、というようなものがあったりします。このゲームは、ちゃんとゲームとして成り立っています。

教育ゲームという体ですが、中毒性があるので、頭がむしろ悪くなってもいいと思うくらいです。アディクティブ!

再販って?

このゲーム、学研が出しているだけあって、書店流通にも乗っていたようです。ただし、そちらでは返品の山だったらしく、新古書専門サイトで500円で売ってあるのを買ったのが出会い。

そんな状況だったので、ほどなく廃盤となってしまって、主に僕は残念がっていました。が、さすがは中毒ゲー。その後Amazonでプレミア価格がつくまでに成長。その結果、学研による再販に至ったようです。

また在庫がなくなってしまう前に、是非買ってください。脳汁出ます。問題のボリュームも十分ですよ。

iOS版もあります。個人的にはDS版のほうがオススメだけど、気軽さで言ったらiOS版か。無料でちょっとだけ遊ぶことができます。