P-Study SystemでアルクのSVL/SILの問題集を簡単に作成する

最近、英語を勉強し始めています。

発音については発音専門の英語学校に通っています。語彙力については、P-Study Systemというすばらしい学習ソフトを利用しています。

アルクという会社が、英単語・熟語をレベルごとに分類したSVL 12000/SIL 6000というリストを作成しました。SVLは12レベル、SILは10レベルです。これらを低いレベルからそれぞれ記憶していこうと考えています。

SVLについては、その単語リストを入手する方法が複数存在します。しかし、SILについては熟語リストを入手する方法が少ないです。以前はアルクのWebページに公開されていたようですが、現在では公開されていないようです。

P-Study Systemで利用できるようなSVL/SILの問題集を作成する方法を紹介するページがあります。「学辞郎」という書籍に附属する辞書ソフトのデータを利用して、問題集を作成するようです。

学辞郎 ― 単語が学べる英和・和英辞書 (<CDーROM>(win版))

学辞郎 ― 単語が学べる英和・和英辞書 (<CDーROM>(win版))

上記のページで紹介されている手順はたいへん煩雑です。よって、超カンタンにSVL/SIL問題集をレベル別に作成する支援ツールを書いてみました。それぞれ1レベルごとに1,000の単語・熟語が入った問題集です。SVLは12レベル、SILは6レベルの問題集が作成されます。

さて、学辞郎は古い書籍です。学辞郎に内蔵されているPDICという辞書ソフトのバージョンも古いです。英和・和英辞書である「英辞郎」の最新版である第5版を導入すると、新しいPDICである「PDIC/Unicode」が導入されます。

「新しいPDICで学辞郎の辞書を閲覧する」「P-Study System用のSVL/SIL問題集を作成する」という2つのことを行いたいと考えます。

学辞郎の辞書を、最新のPDIC/Unicodeで利用する方法。

  1. PDICのメニューで、File -> 「辞書設定」を選ぶ。
  2. 「2 辞書ファイルの追加・作成」を選び、次へ(N)を押す。
  3. 「2 すでにある辞書の追加」を選ぶ。「参照」ボタンを押し、gakujiro.dicファイルを選択する。次へ(N)を押す。
  4. 「2 新しい辞書グループへ辞書を登録する」を選ぶ。辞書グループ名は「学辞郎」などにしておく。次へ(N)を押す。
  5. 確認画面が出るので、次へ(N)を押す。
  6. 処理が正常に終了しました、と出るので、完了(F)を押す。
  7. 「古いバージョンのPDIC用辞書です.新しい辞書に変換しますか?」と聞かれるので、「はい」を選択する。
  8. 変換後の辞書ファイル名について、保存したい場所を設定する。次へ(N)を押す。
  9. 「文字コードの確認を行います。」と出る。次へ(N)を押す。
  10. 「見出語」の確認が出る。次へ(N)を押す。
  11. 「訳語」の確認が出る。次へ(N)を押す。
  12. 「用例」の確認が出る。次へ(N)を押す。
  13. 「発音記号」の確認が出る。次へ(N)を押す。
  14. 「次へボタンを押すと変換を開始します。」と出る。次へ(N)を押す。
  15. 変換結果ウィンドウが出る。変換合計単語数が18,096であることを確認する。OKを押す。
  16. 「変換処理は正常に完了しました。」と出る。完了(F)を押す。

P-Study System用のSVL 12,000/SIL 6,000問題集を作成する。

  1. PDIC/Unicodeで、File -> 辞書設定<詳細>を選択する。学辞郎付属のPDICではダメですぞ。
  2. 「学辞郎」辞書グループを選択し、その辞書ファイル名のところで右クリックを行う。出てきたポップアップメニューで「辞書の変換©」を選択する。
  3. 変換先辞書欄は、出力したいファイル名を入力する(例:「c:\mydoc\english\gakujiro.csv」)。ファイル名は、必ず「.csv」で終わるようにする。変換先ファイル形式は「CSV形式」とする。OKボタンを押す。
  4. 変換結果ウィンドウが出る。変換合計単語数が18,096であることを確認する。OKを押す。
  5. gakujiro2pss.exeを実行する。まず、3.で設定した出力ファイル名を選択する。次に、出力先のディレクトリを指定する。しばらく待つと、変換に成功した旨のメッセージが出る。
  6. 5.で指定した出力先のディレクトリにあるファイルを、PssEditor8を用いてインポートする。

まとめ

というわけで、最新版のPDIC/Unicodeで学辞郎の辞書を読む込むことができ、さらにP-Study System用のSVL/SIL問題集が作れちゃいました。

次は、LONGMAN Dictionary of Contemporary English第5版から、米発音を抽出するプログラムを書いています。英語の勉強をするはずなのに、プログラミングばっかりやっている…不吉な予感!!