米国でバーニングマンに参加して、起業に失敗し、韓国で美容整形して日本に帰国しました

最近ブログを全然書いていませんでした。まとまった文章は月額777円のnote連載に書いていますが、近況についてここで書きます。

DeNAを退職し宗教を立ち上げ書籍を出版しアメリカで起業しますという昔書いたエントリと対になるイメージです。

バーニングマンについて

バーニングマンはアメリカの荒野で行われる、「ザ・マン」と呼ばれる巨大な人型の造形物を燃やすセレモニーと、それに付随する、1週間ほど限定での街作り・共同生活を楽しむイベントです。2017年に参加しました。

昼間のザ・マン。燃えそうな素材で作られてます。

ザ・マン(昼間)

夜のザ・マン。ライトアップ!

ザ・マン(夜)

基本現金は使えず(氷と公式カフェのみ例外)、それ以外は見返りを求めずに与える「ギフティング」でお互いモノやサービスをやりとりします。

荒野のplaya砂が舞い上がり、Tシャツも汚れまくります。シャワーなどもないので、水浴びをたまにするくらい。同じ種類のTシャツ2枚がこんな差になります。

Tシャツの汚れ!

参加したグループで撮った動画をまとめた「バーニングマン2017 ダイジェスト」がYouTubeに上がっています。

インターネット上で検索すると、いろいろ語っている人の記事が読めると思います。 個人的には、バーニングマンはあまり言葉で語るものではないな、という感覚です。語る価値がないというわけではなく、語ることによって伝えられる価値が少ない。

ぜひ実際参加してみることをオススメします。

Bunny March中の一行。 悪そな奴ら

以前から参加されている人の話を聞くと、年が進むにつれて雰囲気も変わっていっている様子。昔は写真撮影は限られた報道目的の人のみに許可されていたのですが、今はスマートフォン全盛の時代でもありますし、誰でも撮影できるようになったり。

僕は気にせず裸で過ごしたりしてました。グラサンと時計つけて、自撮り棒持ってハダカ面白い絵面。

はだかんぼ(夜)

というわけで、早く参加するのがいいですよ!チケットの入手が結構大変なので、そこをまず乗り越えましょう。

僕は自転車に乗れなかったのですが、さすがに自転車がないと厳しいという環境の中にいて長距離移動を強いられると、自転車に乗るのがうまくなっていくのは面白かった。

たそがれる

アメリカでの起業について

アメリカにてTombo, Inc.という会社を立ち上げ、iPhone向けに開発されたアプリケーションをWebアプリケーションに変換するソフトウェア「a2o」を開発していました。

Web版ならパソコンで遊べるし、課金も30%以下の料率で提供すれば、ある程度のアプリケーションが集まったWeb上のプラットフォームができるのではないか、というもくろみだったのですが、うまくいきませんでした。

僕らの製品と似たようなことをやっていた「Objective-Cで書かれたiOSアプリケーションをAndroid上で動かす」Appportable社はGoogleに買収されたようです

希望が持てるのは、製品そのものの中核部分についてはオープンソース化することができたことです

オープンソース化されたものの中にある一部のソースコードは、Appportableがオープンソースで公開したものに由来しています。脈々とつながっている。

同じようにして、また新しい人たちが、a2oのソースコードを発展させて面白いことをしてくれることを期待しています。

a2oの動かし方は、Mediumの記事A2O, a converter from iOS app to web app, is now open sourceに書きました。

韓国での整形旅行について

日本に帰ってから、横浜・京都で猫と一緒に居候生活をしていました。ゆっくりだらだらする予定だったのですが、父親が亡くなったりと結構ばたばたしてしまいました。

そんな中、韓国で整形旅行しない?というお誘いがあり、「なんだおもしろそうじゃん」と参加しました。

施術としては、まぶたの二重整形(埋没法)と、ダブロゴールド・ドマトクシンというフェイスリフト、各種レーザーでのシミ取り・毛穴縮小etc.をやってもらいました。

まぶたの二重整形のときに、何か異常に出血したらしく、それまでずっと横で執刀医のことばを通訳していた日韓通訳の人も、しばらく日本語を一切いわず、韓国語で執刀医と深刻な感じで話しだして、「あ、これはやばい空気なのでは!?」という感じになりましたが、結果としては無事終了。どうやら出血が多いタイプのよう。

施術してから回復するまでの期間を指す「ダウンタイム」の最中にも、顔に絆創膏をいっぱい貼りながら、氷で冷やしつつ、韓国観光していました。

術後の写真はこんな感じ。グロ画像なので解像度落とした。

術後

整形後ですが、男性は気づかないですね。術後3日目に男性2人とメシ食いに行ったところ、そもそも顔に絆創膏いっぱい貼ってるのに、何も言われなかった。その後も、変化気づいた男性はほぼゼロ。1人だけ、整形を伝えたあとに「あ、そうかなと思った」という人がいましたが。

女性は気づく人がちらほらいて、「よくそんなに人の顔覚えてるな」と正直思いました。まぶたの二重整形は気づかれず、肌の質感がいいことをよく指摘されます。

ツラ見たい人は是非リアルで見てみてください。人間の回復力ってスゴイ。

日本に帰って

サンフランシスコで4年半ほど過ごしましたが、実質活動濃度でいえばもっと短い感覚です。だいたい家の中におったし……

単純計算で、4年半日本での人生が短くなってます。なので、やりたいことは早めにやるしかないなあ、という気持ちが強まっています。

2019/12/29-31に行われたコミックマーケット95にもはじめてサークル参加しました。

C95のブース

新刊3冊を出して、1冊完売、2冊も好評でよかったです。引き続き新刊出していけたらいいな、と思ってます。うち1冊は強気で200部刷って残り150部くらいあるし!

というわけで、はじめて同人誌をboothで売ってみてます。100部買ってね。

というわけで、引き続き日本でもみなさまよろしくお願いいたします。