「エンジニアリング組織論への招待」を読んだ
「エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング」を読んだので簡単に感想を。
- 読んでて面白い。
- 「面白い」の表現の不確実性を減らして具体的に書くと:
- 途中飽きて中断せずに読み切れた
- 2回目も読みたい、と思った
- 「面白い」の表現の不確実性を減らして具体的に書くと:
- 「不確実性に向き合う」という背骨が通っていて、その観点からさまざまな手法・考え方を俯瞰している構造がいい
- 観点が絞られているので、かなり多くの事項が紹介されているのにもかかわらず、ボリュームが増えすぎず、破綻していない
- 1冊でこれだけ俯瞰できて、コストパフォーマンスがいい。
- メンタリングの章があるが、本を読んでいる過程で著者にメンタリングを受けている気持ちになった
- 類書にありがちな「押しつけがましさ」がうすい
- Get wild and tough
「アジャイル」が嫌いな人が率いているチームのほうが実はアジャイルなチームになってるよね、的な転換現象があって面白いな、と思っていたのですが、それに対しても整理がつきました。
お得で面白い本なので勧めます。
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